ある日のこと、石尾中学校の生徒の一人が、町に住んでいる昆虫採集の専門家の方に中学校で捕まえたゾウムシを提供しました。
そうしたところ、専門家の方から「ゾウムシがいるということは校内に生えているフェニックスが枯れているのではないか」という指摘を受け、確認したところ、フェニックスが腐っていることが発覚しました。正門から玄関にかけての通路沿いにあるフェニックスです。
東南アジアやオセアニアの熱帯地域に分布するゾウムシは、ヤシ科を枯死に至らしめる害虫として知られています。
夏休み中に伐採作業を行いました。
専門業者に伐採、回収作業を依頼し、大掛かりな伐採作業でした。
フェニックスが枯れたのは、ゾウムシが住み着き、餌として食べていたことが原因でした。
ゾウムシやゾウムシの幼虫も木の中から発見されました。
そのゾウムシたちは、地域の昆虫採集の専門家の方が捕獲してくれました。
このゾウムシの収集が今後の昆虫研究に貢献できることを願っております。
子どもたちの安全な通学や生活・学習環境がまた1つ整いました。
今までありがとう、フェニックス |