今日は公立高校一般選抜の入試があり、無事3年生はトラブルなく受験することができたようです。
3年生のいない学校ではボランティアが卒業を飾るための花を植えてくれていました。
また、明日は「東日本大震災」の発生から12年目を迎えます。生徒会が当時、高校生で被災した方の作文をお昼の放送で読み上げてくれました。
「放送で大津波警報が発令され、避難するように流れたのですが、いつものように津波なんて来ないだろうと甘く考え、地震の後片付けに夢中になっていた」
「途中で母が“だめだ、もう走れない。無理だ、あきらめる。みんなのことお願いね”と言って、走るのをやめてしまったのです。俺が“何ふざけたこと言ってんだ。津波がそこまで来てるんだぞ!走れ!がんばって走れ!”と言うと、、、(略)
「腰まで水につかりながら、家族を探し、自分の家まで行ってみました。その途中、そちらこちらに逃げ遅れて死んだ人たちが浮かんでいたり、車に乗ったまま死んでいる人でいっぱいでした。」
「つなみ ~被災地の子どもたちの作文集~」(森健 編・文芸春秋)より